FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

勝手に小説化:アマガミAS 第五章「カツドウ」B-part

B-part Start


 会議も終盤に差し掛かった頃、生徒会室に顧問の高橋先生がやって来た。
「どう?順調に進んでいるかしら?」
 高橋先生は僕達の様子を見に来たようだ。
「生徒会も始まったばかりなんだし、ほどほどにね・・・先は長いんだから」
「ありがとうございます。高橋先生」
 絢辻さんが笑顔で高橋先生に答えた。
「あ、それと橘君。議事録の方も無理して今日中に提出しなくていいからね」
「では明日、職員室に持って行きますね」
「じゃーお願い」
 そう言って高橋先生は、職員室に戻って行った。
 会議も終了して僕は生徒会室に残って議事録をまとめた。
 去年の創設祭で絢辻さんにワープロを教わっていたので、思ったよりも時間を掛けることなくまとめることができた。
   ・
   ・
   ・
 今朝はいつもよりも早く起きたので、久し振りに美也と一緒に家を出た。
「よおぉ~大将!美少女と並んで朝から通学とはお熱いねぇ~。」
「誰でしたっけ?」
 振り向くと朝からテンションの高い梅原が走って近づいてきた。
「そう来るか?そう来ちゃう!大将、朝からつれないね・・・。」
「全く・・・。」
「そう怒りなさんなって。それより、大将どうだい生徒会の方は?」
「まぁーなんとかね」
「大将にしては、弱気な発言だな・・・どうした?」
「たいしたことじゃないんだけど。生徒会で女子水泳部のボランティア活動の手伝いをすることになって、生徒会以外で手伝ってくれる部を募集する担当になったんだよ」
「へぇーそれは重要な仕事だな」
「昨日からいい方法がないか考えてるんだけど、なかなかいい考えが思いつかなくって・・・」
「なんか、にぃにが生徒会の人みたいなことを言ってる!」
 僕の横を歩いていた美也が驚いたように突然呟く。
「いあいあ、生徒会生徒会・・・」
「あ、そうか・・・普段のにぃにを見てるから生徒会ってことを忘れてた・・・にしししし」
「それどう言う意味だよ美也!」
「にしししし。あ、紗江ちゃんいるから私は先に行くね」
 言いたい放題の美也は、前を歩いている紗江ちゃんを発見して先に行ってしまった。
「大将もいろいろと苦労が絶えないようだな・・・」
 僕を気づかう言葉とは裏腹に梅原の口元は少し緩んでいた。
「ところで大将、さっきの話なんだけど、昼休みにでも各部の部長に依頼してみたらどうだい?」
「お、それいいアイディアだな梅原。早速、今日の昼休みからやってみるよ」
「おう、頑張れよ大将。骨は拾ってやるかな!」
「いあ、拾わなくていいよ・・・」
   ・
   ・
   ・
 早速、僕は昼休みに各部の部長に依頼する為に教室を回った。
 しかし、5月は総体を控えていることもあり、運動部ではいい返事をもらうことができなかった。
 とりあえず梨穂子に頼み込んで茶道部の参加を取り付けることができた。
 予想していた以上の厳しい結果に僕は足取りも重く教室に戻った。
「あら、どうしたの?元気がないわね?」
 僕の様子を見て絢辻さんが話しかけて来た。
「昼休みに各部の部長に参加依頼して回ってみたんだよ」
「へぇーあなたにしては仕事が早いじゃない」
「でも、思ったより反応がいまいちで・・・特に運動部がね・・・厳しいかな・・・」
「まぁー5月は総体の時期だし、仕方ないわね」
「一応、梨穂子に頼んで茶道部は参加してくれることになったよ」
「ふーん。桜井さんね・・・」
「な、何か問題あるかな?」
「別に・・・鈍感・・・」
「とりあえず、引き続き声はかけてみるよ」
「よろしくね」
 その後も文化部を中心に依頼をしたものの、いい返事をもらうことはできなかった。
 そして、ボランティア活動当日。
   ・
   ・
   ・
 生徒会は集合場所である公園の駐車場に向かった。
 集合時間より早めに着いたはずだけど、既に女子水泳部が集合していた。
「絢辻先輩、生徒会の皆さん今日はお忙しいところありがとうございます」
 今年から女子水泳部の部長となった七咲が挨拶に来た。
 2年生で部長になることは、とても珍しいことらしいけど、七咲なら当然と言えば当然のことなのかもしれない。
「こちらこそ、よろしくね。七咲さんの方が段取りには詳しいと思うから遠慮なく指示してね」
「はい、わかりました。よろしくお願いします」
「とりあえず集合時間まで時間があるから待ちましょうか」
 僕達が集合してからしばらくして茶道部がやってきた。
「純一~」
 部長である梨穂子が一番はしゃいでいるように見える。
 こっちに向かって来る時も慌てて駆け寄って来た為に何かに躓いて転びそうになる梨穂子・・・。
「今日は無理を言って悪かったな梨穂子。ありがとう」
「純一や絢辻さんには勧誘の時もいろいろとお世話になったしね」
「本当に助かるよ」
 茶道部が集合場所に来てから10分程経過・・・集合時間も既に過ぎているが他の部が来そうな気配がない・・・やっぱり、厳しかったかなと思ったその時、梅原と薫がやって来た。
「あれ、梅原に薫が一体どうして?」
 予想外の二人に僕は困惑して二人に話しかけた。
「大将が苦労してたみたいだし・・・それに俺は剣道部代表で・・・幽霊部員だけどな」
「ありがとう梅原。本当に助かるよ」
「困った時は、お互い様よ」 
「あたしは帰宅部代表~~」
「薫・・・」
 何はともあれ、二人には特別に依頼していなかったにもかかわらず自主的に参加してくれた事が本当に嬉しかった。
「さて、そろそろ始めますかね会長」
「そうね」
 絢辻さんの簡単な挨拶の後に七咲から清掃活動の説明があった。
 男子は、僕と梅原だけだったので必然的に力仕事がメインとなり、みんなが集めたゴミを袋にまとめて市が手配したゴミ収集車まで運ぶ作業を行った。
「た、大将・・・思った以上にハードな仕事だな・・・」
「そうだな」
 思った以上にハードな仕事で、僕と梅原は無言で黙々と作業を続ける。
 作業を始めてからしばらくして、とても慌てた声で梅原が僕を呼んだ。
「お、おい!大将たいへんだぜ!!!」
「どうした梅原?」
「これは・・・な、なんということだ・・・こんなことが・・・」
「一体何があったんだよ梅原?」
「いいから早く来いよ大将・・・これは、一大事だぜ・・・」
 とても激しく動揺している梅原の様子に僕はただならぬ事態だと感じ、大急ぎで梅原に向かって駆け寄った。


アマガミAS 第五章「カツドウ」B-part END
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

アマガミスト閲覧者数
プロフィール

えぴおん

Author:えぴおん
ブログにようこそ!管理人のえぴおんと申します。ブログタイトルのとおりアマガミ「絢辻詞」に関する話題がメインですがアマガミ全般についても語っていますので、アマガミ好きの方よろしくお願いします。また、相互リンク等も随時募集していますのでアマガミストの皆様よろしくお願いします。

メール:
kurotsujiblog@yahoo.co.jp
Twitter:@kurotsujiBlog

最新記事
最新コメント
カテゴリ
カレンダー
11 | 2018/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
月別アーカイブ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
アニメ・コミック
18294位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
アニメ
5933位
アクセスランキングを見る>>
最新トラックバック
輝日東高校フリー伝言板

無料アクセス解析
絢辻さんの誕生日まで
アマガミ応援バナー
アマガミ関係リンク
ブロともリンク【随時募集中!】
★アニメ動画まとめブログ(ヒッキーさん)
★ミフィスの独り言(ミフィスさん)
★ちょっとあんた、夜は口笛吹いちゃだめだって何度も言ってるじゃない!(ama☆gai☆garさん)
★かめさんを守る会 活動報告書(橘ユキさん)
★どうかな。(nawoさん)
★雪の子守歌(ニケさん)
★ふかふかlovescene(みきたさん)
★山おろし日記 ~赤アマガミ 青アマガミ 黄アマガミ~(山おろしさん)
★とある紳士の魔法日記(らーでぃかるさん)
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

検索フォーム
RSSリンクの表示
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。